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オレたちのプロレスと格闘技の考察

チャンネル登録者数 5.65万人

2万 回視聴 ・ 411いいね ・ 2025/05/10

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一方、その頃の全日本プロレスは“四天王プロレス”と呼ばれる新たな時代に突入していた。三沢光晴、川田利明、小橋建太、田上明が主役となり、30分を超える死闘、頭から落とすような危険な技の応酬が日常となっていた。観客は熱狂し、雑誌も絶賛。だが、そんな中にあって鶴田の心境は、決して穏やかなものではなかった。
ある日、控室のモニターで三沢たちの試合を観ていた鶴田は、隣にいた渕正信にこう語ったという。「三沢たち、頑張ってるな……本当によくやってるよ」と。そして、少し沈黙した後に言葉を続けた。「でも、危なくないかい?ああいう頭から落とすプロレス……俺は、やりたくないな」
その言葉は決して後輩たちへの批判ではなく、命を削るように試合を重ねる四天王に対する静かな畏敬と警告だった。鶴田は夫人にも同じような言葉を残していた。「三沢たちの試合は、見ていてハラハラする。あれは、俺がやってきたプロレスとは違う、奇麗じゃない気がするんだよ」
ある日、妻が冗談まじりに言った。「それなら、もう一度メインイベントに戻って、あなたのプロレスを見せてあげれば?」すると鶴田は微笑みながら答えた。「俺は命が惜しいよ。でも、プロレス、大好きなんだ。だから、出られる限りは出たい。それだけなんだ」
この一連のやり取りからも、鶴田がプロレスをどれほど大切にしていたかが伝わる。単なる仕事としてではなく、人生の中心にあったことが分かる。かつて「プロレス界に就職する」と語っていた鶴田が、晩年には「プロレスが好きだ」と言い切った姿には、言葉に尽くせない重みがあった。
そんな鶴田を見舞いに訪れた人物がいた。ジャイアント馬場である。病室にふらりと現れた馬場は、無言で壁に模造紙を貼った。そこには全国から寄せられたファンの手紙がびっしりと貼られていた。「鶴田さんが一番強い」「またリングで会いたい」「ずっと待ってます」——言葉にならない思いが詰まっていた。
模造紙を見た鶴田は、ただ静かに涙を流したという。あの屈強なジャンボ鶴田が、何も言わずに、ただ涙をこぼしていた。傍らにいた妻は、その時の鶴田の表情を「心底うれしそうだった」と語っている。ファンの思いは、間違いなく彼に届いていたのだ。
その後、雑誌のインタビューで鶴田はこう語っている。「プロレスをただの仕事だと思っていた時期もありました。でも、病気になってリングに上がれなくなって、試合を外から見て……やっぱり自分はプロレスが好きだったんだと、心から思いました。

#猪木 #長州力 #前田日明 #タイガーマスク #プロレス

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