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1.8万 回視聴 ・ 197いいね ・ 2024/10/05
フィリオはデビュー戦で、実力者のアンディ・フグを1R1撃KO、2戦目、3戦目も1R1撃KOと、”一撃必殺”の異名を持っていました。
一方バンナは、左腕を怪我する前、肉体をビルドアップした全盛期で、
試合前、
「会場から一番近い病院のベッドをフィリオのために予約しておいてやってくれ」
と、かなり殺気立っている状態でした。
試合が始まると両者距離を取り合い、攻撃が当たっていなくても会場がどよめくほど、緊張が張り詰めていました。
両者、決定打がないまま2分すぎになると、その瞬間が訪れます。
バンナが肩でフェイントし、やや後ろにステップすると、勢いをつけて左ストレートを放ちます。
体重が乗ったバンナのパンチが、腕が伸びたちょうど良いところでフィリオの顎にヒット。
これ以上ないクリーンヒットです。
これをくらったフィリオは失神。
ロープに腕をかけ、目を開けたままピクリとも動きません。
一撃必殺の異名を持っていたフィリオが、一撃で失神KO負けをしたのです。
衝撃の光景に解説を務めていた石井館長は興奮気味に
「駄目だ駄目だ。危ない危ない」
と叫んでいました。
緊張の時間が続く中、バンナはまさに一撃で試合を終わらせたのです。
試合後バンナは、フィリォが意識を取り戻して悔し涙を流しているところに駆け寄り、「泣くな!君は極真の王者なんだから!」と激励したそうです。
その後、この試合は”千年に一度のKO劇”と呼ばれ、多くの人がK-1ベストバウトに挙げる試合となりました。
全盛期のバンナが見せた”千年に一度の一撃”でした。
#格闘技 #キックボクシング
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